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6月のバラの作業

梅雨に入りました。
恵みの雨です。
雨というのは、降りすぎても降らなくても困りますね。

5月のバラの開花時期が一段落し
二番花がチラホラと咲いているものもあることでしょう。
さて、今年のバラの様子は如何でしたか?
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Le Ciel Bleu

6月のバラの作業をお話します。

これは5月の作業としてもいいことなのですが。
私達は春の様子を見て、今後のお手入れの確認をしています。

誘引するつるバラの枝のボリュームや、位置は丁度良いか。
株同士の距離や植わっている位置はどうか。

お手入れするスペースは確保出来ているか。
人の動線はスムーズか(これがスムーズでないと、
トゲで怪我をしたり服を破いたりします)。

植える時は小さな株でも、年数が経てば大きくなりますし、
作業に伺う冬と、開花期とではお庭の印象も違います。
それを春から初夏にかけて、確認するのです。

よくあるのは、バラの成長が思わしくなく寂しいので
もっとたくさん咲かせたい、と
新たに植え足してしまうというケース。

実はこれは、逆効果なことが多いのです。
なぜあまり育たないか、その理由によっても違いますが、
その原因をクリアしなければ、新しい株だって育たないのです。

株同士が混み合って風通しも悪くなり
生育条件は以前より悪化してしまうこともあります。

そういうときは、移植できるか検討したり
土壌を整えたり、叶えたいご希望を踏まえて
今後の作業計画をたてます。

そして雨の季節によく聞かれるのは、病気に関することです。
植物の病気は水で広がる、と言われますが
牡丹に傘をかけるように、バラも雨避けをした方がいいか等です。
雨除けは、通常の雨であれば不要です。

台風など強風で枝が折れたり、
鉢が倒れたりしないような対策は必要です。
ですが、雨が当たらないよう傘をかけたり
雨の当たらない場所に植えたりするのはよくありません。

適度な雨は、ハダニの予防になります。
バラの鉢植えを壁際や軒下に置くと、虫が付きやすくなりますので
ご注意くださいね。

長雨で病気が心配な時は、晴れ間を狙って殺菌剤を撒きます。
出来るだけ無農薬で、との思いはあるのですが
この時期何もしないでいると、暑くなってから耐えきれずに落葉し
株を弱らせてしまうことに繋がりますので気をつけましょう。

そしてもう一つ。
この時期気をつけたいのは、カミキリムシの対策です。
バラによく来るのは、ゴマダラカミキリです。
カミキリムシについての 過去記事はコチラ と コチラ!

バラの株元が草花などで覆われていると
木屑が出ているのに気が付きにくいもの。
カミキリムシの親にしてみても、草陰に隠れやすいので好都合です。

幼虫は幹の中で大きくなりますので、
成長とともに直径1cmもあるような穴をあけます。
気付かないうちにガッツリ食べられて、バラが枯れてしまうことも。

太くなっている枝や株元はこまめにチェックし、
カミキリムシの被害が出ていないか確認します。

穴を見つけたら木屑を取り除き、穴の中に薬をまきます。
新たな木屑が出てこなくなるまで、一週間ほど続けてチェックしましょう。

書き忘れていたので加筆します。
6月にはモッコウバラの剪定をするのでした(*^^*)
他のバラは冬に剪定しますが、モッコウバラは6月にします。

ちなみにですね、花がら摘みと、形を整える剪定を
ゴッチャにしている方がよくいるのですが、
全く別物ですので念の為~。

モッコウバラは、これから夏にかけてビュンビュン枝を伸ばしますが、
長さを出したい方は丈がでるように
コンパクトに抑えたい人はそのように剪定してください。

ちなみにモッコウバラは、施肥しないくらいで
ちょうどいいことが多いです。
御自分が植えている場所の土とよく相談してくださいね。

まとめると。
◇お庭のデザインや生育状態の確認
◇雨の合間に病気の対策
◇カミキリムシのチェック
◇モッコウバラの剪定

四季咲きのバラは、花がら摘みも随時行ってください。
大まかな作業はこんな感じです。

それでは、また~178.png


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by weekendsladybird | 2018-06-15 16:17 | Comments(0)

5月の薔薇の作業

5月の薔薇の作業。
みなさんご存知のように、薔薇という植物は
放ったらかしにされるのがあまり好きではありません。
タイミングよく、季節と生育状況に沿ったお手入れをして
薔薇と仲良く出来るといいですね。
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Scepter'd Isle

4月に引き続き、虫と病気のチェックはこまめにしましょう。
そして何か変化があれば、早めの対策を心がけてください。

終わりかけた花はカットして、次の開花を促します。
中輪以上の房咲きの場合は、一輪ずつハサミを入れると、
後から咲く蕾も開きやすくなります。

一季咲きのバラで、ある程度大きく育っている株の場合は
ローズヒップ(バラの実)を楽しむのもいいですね。
その場合は、花殻を摘まずにそのまま残します。

四季咲きのバラの場合は、花を摘まずに残しておくと
生長が止まってしまうこともあります。
新しい枝が出にくいので、四季咲き品種であっても
次の花を楽しめなくなってしまいます(品種によって例外あり)。
株が弱る原因にもなりますので、花殻は摘み取るようにしましょう。

気温が上がってくると発生しやすいのがハダニです。
雨が当たりにくい場所で育てている場合は、ときどき葉水をしましょう。

すでにハダニが付いている場合は、葉を一枚一枚洗います。
ひどいときはクモの巣状の糸で覆われたり、
葉の緑色が抜けて白くなり、落葉してしまいます。
そうなってしまう前に、忘れずに対策をしましょう。

また、そろそろ蜂の行動も気になる頃です。
温和な蜂はあまり気にする必要はありませんが、
スズメバチなど凶暴な性質の蜂が、茂ったバラの枝に巣を作ることもあります。
以前作られたことのある場所などは、また来る可能性があるそうですから
潜り込んで作業をしたりするときは注意してくださいね。

まとめると。
◇病気と虫のチェック
◇花がら摘み
◇ハダニ対策
◇蜂に注意

こんな感じです。
遅咲きの薔薇は、これからもう少し楽しめるでしょうか。
みなさまがバラとともに素敵な時間を過ごせますように。



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by weekendsladybird | 2018-05-17 20:58 | Comments(0)

冬の剪定作業を開始しました

少し早いですが、先週からつるバラの剪定作業を開始しました。
これから3月にかけて、剪定や誘引、鉢の植え替え等
一年のうちで一番の大仕事が続きます。

あちこちのお庭のバラとともに過ごせることを
とても嬉しく思っています。
わたしたちは、なんて幸せな仕事をさせてもらっているのでしょう。

お伺いする皆さま、どうぞよろしくお願い致します。
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快晴の空に映えるバラ。
秋のバラは香りも高く、見とれてしまいますね~。

これから朝晩ひんやりしてきますので
体調管理に気を付けて、豊かな秋をお過ごしください。


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by weekendsladybird | 2017-11-16 21:29 | Comments(0)

バラのガーデナー的 緑のカーテン

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                                Paul alf

太陽の日差しがまぶしい毎日です。
いつもの年よりやや開花が早かった今年のバラ達ですが、
まだもう少し楽しめそうですね。

日差しが強まると毎年あちこちで見かける「緑のカーテン」、
ゴーヤやつる性の植物を使って窓辺の強い日差し除けにされていますね。

私たち、バラのガーデナーのお勧めする緑のカーテンはやはり、バラ❀
窓まわりにバラの枝を止めるための物が必要になりますが、
いくつか例をご紹介いたします。

窓まわりの雨どいに付属した金具や、近くに植えてある木、
いくつか植えてあるつるバラの枝どうしを使って止め、
窓の周りに緑の影を。
この窓まわりの一体をいくつかのバラで覆っています。
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小さな小花で秋も実が付く つくしいばら、
丈夫な四季咲きで大きく枝を張る プロスペリティ、
直立気味に伸び扱いやすい四季咲きの シンデレラ

お部屋から外を見ると、レースのカーテン越しに
樹木とバラが層になって見え林の中にいるような景色です。

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通路に面した窓柵の上部にロイヤルサンセットを庇のように仕立てています。

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別の窓柵周りから周りの壁面に広げるようにしてフラウカールドルシュキ。
まだ植えて間もないですが、これから伸びていきそうな予感です。
真っ白で上品な花がとても印象的な私たちも大好きなバラです。

いずれもお部屋の中から春は花を楽しめ、夏は緑の木漏れ日を楽しませてくれます。
枝が柔らかめのものを使えば、枝のしなやかさも涼しげです。
その為にも丈夫で場所に合った品種選びと、
できるだけ夏に葉を落さないためのお手入れが必要になりますね。
(M)
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by weekendsladybird | 2016-05-24 21:24 | Comments(0)

春の庭はウキウキします

桜も盛りを過ぎました。
みなさま、お花見は楽しまれましたか?

冬の作業が終わって一息ついたのもつかの間、
お庭では、あっという間に新芽が出揃い、早いものは蕾が顔をのぞかせています。
アブラハム・ダービーです。
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このクリスマスローズは、こぼれ種が飛んで通路の細いところから芽を出しました。
今年初めて花を咲かせました!濃いめの色がなんとも綺麗です^^
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そして、かわいいウサギもご紹介。
きのこの帽子をかぶって、ちょっと得意そう(*^^)v
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by weekendsladybird | 2015-04-05 18:54 | Comments(0)

サンキライ

今日は雨。
昨日は台風一過で眩しいほどの晴天でしたが
それとはうって変わって、穏やかな雰囲気です。

先日お手入れに伺ったお庭に、サンキライが植えられていました。
山で見かけたり、クリスマス向けに生花店などで売られることはありますが、
お庭に植わっているのは初めて見ました。

聞くと、郷里から大切に持ってきて植えたのだそうです。
他にもお好きな草花が自然な感じに育っています。
まるで山の中にいるよう!
とても落ち着くお庭です。

それぞれの植物に思い入れがおありで、大切に育てられているのが伝わってきました。
その雰囲気を壊さないよう、お手入れさせていただきたいと思います。

サンキライの葉は、艶々していてかわいいですね。
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もうすでに実が少し赤くなっていました。
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by weekendsladybird | 2014-10-15 14:53 | Comments(0)

晩夏の庭

だんだんと暑さも和らぎを見せ始めました。
日中はまだまだ滝のような汗に見舞われますが、
夕方の涼しい風に秋を感じます。

植物たちも、元気に過ごしています。
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ヘリテージ。春からずっと、よく咲きました。

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アメリカンピラーのヒップ。伸びすぎを抑えようと、すべて実を残してあります。
秋の姿が楽しみです。

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ルリマツリ。
涼しげなブルーが木陰を作ってくれています。



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by weekendsladybird | 2014-08-24 13:26 | Comments(0)

花後のお手入れ

みなさま、こんばんは。
最高気温30度を超える日が続いています。
5月のバラの季節の後、お庭はどんな様子でしょうか?

私達は引き続き、お庭作業の日々です。
「この時期、することなんてあるの?」とよく聞かれますので ^^;
今日は少し、今の時期の作業をご案内しようと思います。

この時期のお手入れ次第で、その後の生長が決まる
と言っても過言ではありません☆

まずは、咲き終わった花を摘みます。
「せっかくバラが種を作ろうとしているのに、取るのはかわいそう」
と思う方は、メリットとデメリットを知ったうえで
ご判断いただけばよろしいかと思います。

花柄を摘まないメリット
・秋に実が楽しめる
・種が採れるかもしれない(播種しても同じ花は咲きませんが)
・バラを自然に近い状況で育てられる
・暑い中、作業をしなくていいので楽ちん

デメリット
・次の花が咲きにくい(四季咲きの品種)
・新しい枝が出にくい
・株が消耗する
・見た目がよくない

主なものはこんなところでしょうか。

植物には生育サイクルがありますので、
人間がそれに合わせてあげることが大切です。
花がら摘みは、早ければ早いほど次の花の上がりもスムーズです。

そして。
病気と虫のチェック。
言うまでもありませんが、どちらも対処は早い方がいいですね。
雨が多く、多くの虫の繁殖期である、6~7月は要注意ですよー。
株元のカミキリムシチェックも忘れずに。

枯れ枝の整理。
これ、しない人も多いですが、大事です。

なるべく葉を落とさない。
これを念頭に作業します。

その他、現場の状況に合わせて対応します。^^
先日は、あじさいの剪定などもやりました。
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花瓶に活けるには、ちょっとなぁ・・・でも、遠目にはまだまだ綺麗。
なので、お客さまが朝出かける際、チラ見出来るところに浮かべました。
とーっても涼しげで、喜んでいただけました。

なんにしても暑いです。蚊もたくさんいます。
無理のない程度に、お庭を楽しんでくださいね!



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by weekendsladybird | 2014-07-15 23:37 | Comments(0)

元気のないバラを、元気に

最初に伺ったときは、株元にカミキリの大きな穴があったり
他のバラの陰になって、ほとんど枯れかかっていたバラたちなのですが。
先日お庭に伺いましたら、元気なシュートを出していました~!

一枚目はアラン・ティッチマーシュ。
これは昨年の秋にカミキリの被害が何カ所もあって
株の半分以上、枝枯れしました。
それが今では、以前よりいい状態に^^
右側の薄い色のはアンブリッジです。
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そして2枚目はザ・ダークレディ。
下に横たわっている太いのが、もともとあった枝です。
ほとんど倒木のようでした。
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これもカミキリが主な原因で勢い消失。
近くに公園があり、木もたくさん植わっているお庭なのです。
お客様も半分諦めていて、枯れてしまっても仕方ないとおっしゃっていました。

なんとか復活させたいと思い、大事に大事にお手入れしました。
すると、3年目にしてようやく新しいシュートが出たのです。
真夏の今でも大きな花を咲かせられるほどの良い枝です。やった~!^^

そして3枚目。強烈な日差しで色が飛んでますが;
ブルームーンです。2年間、まったく新しいシュートが出ませんでした。
古い枝は、頂上から細い小枝がチョビチョビ出る程度。
新しめの枝は黄色く、しかも斑点が出ていて花も咲かず、重症でした。
それが突然、勢いのいいシュートを出したのです。
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スゴイです。
「ダメなら植え替えていいわ」という声が聞こえたのでしょうか(笑)

こんな姿を見せられちゃうと、苦労なんて吹っ飛んじゃいます。
バラの師匠に、「元気のないバラを元気にする人になれ」と言われた私です。
その言葉に少し応えられたような気がして、嬉しく思いました。
は~、ヨカッタ。
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by weekendsladybird | 2013-07-12 21:22 | Comments(0)

バラの足元にも春の彩り

今日のお庭は、樹木と季節の草花の中で
バラを一緒に楽しんでいらっしゃるお庭です。

バラの芽吹きの緑と花木の蕾、
そして既にバラの足元にはかわいい春の花が彩りを添えています。

バラの足元に色々草花を植えていますが
何れもバラの風通しなどを遮る事なく
仲良く成長するものを選んで植えています。
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イングリッシュデージー、アブラナ科の白い花に
ベロニカ オックスフォードブルー。

デージーはこぼれ種であちこちに飛んでは、
毎年一番乗りで庭に春を運んでくれます。
グランドカバーとして雑草よけにもなっている優れものです。

ベロニカは何と言っても、深いブルーが一斉に咲いた時が嬉しい
丈夫な多年草です。
ちょっと茎を土に伏せておいたり、
株分けも簡単にできるのであちこちに植えるにはもってこい。
デージーとも同時に咲いて雰囲気も良く合います。

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ベロニカとオレガノの黄色葉種。
ブルーとイエローの組み合わせ。
この上無く好きな二色のコンビネーション。

春の新芽は特にイエローが際立ちます。
オレガノも株分けが簡単なので、広がり過ぎるまえに整理しやすい植物です。

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ベロニカと紫葉のゲラニウム。
ここでもブルーが際立ちます。
ゲラニウムは、基本的に暑さや蒸れを避けたい植物ですが、
種類によっては暑い夏も越して毎年でてきてくれます。

この紫葉のゲラニウムは
昨年植えて、夏もなんとかがんばってくれました。
暑さ寒さを超えて出てきた葉は昨年より逞しく見えます。
花はバラの開花と同時期なので暫し葉を楽しみましょう。

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こちらもこの時期の楽しみ!アネモネです。
結構毎年出てきてくれるんです。
花は勿論、切れ込みの多い葉も庭のアクセントに。

この一角には小さなピンク花のゲラニウム ビルウォーリスも。
ゲラニウムの中では丈夫な方で毎年出てきて
優しい雰囲気のコーナーに寄り添います。

前回も少し触れましたが…
バラの近くに植物を植える際には、
冬の元肥やりで土を掘ったりスコップを差し込んだり、
という作業を気にせずできる植物だとお手入れがしやすいです。

株元を見えるようにしておくと、カミキリムシも入りにくくなります。

また、株どうしの間隔を充分取り、
増え過ぎたものは間引いたり株分けをしたり、ボリュームを調整すると
バラと草花がお互いうまく成長してバランスよく楽しめますよ。
(M)
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by weekendsladybird | 2013-04-04 23:23 | Comments(0)