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今年も一年お世話になりました

今日は冬らしく、からりとした一日でした。
陽の出ている日中に、窓を開けるとなかなか気持ちがいいもので。
それほど寒さを気にせずにいられました。
まだ咲き残ったバラたちにアブが来ていました。

さてさて。今年も残すところあと二日。
バラの仕事は昨日で仕事納めでした。
新しく出た枝にニンマリし、更新などで枯れた枝にはお疲れさまと声をかけ。
皆さまのお庭で今年も作業をさせていただけたこと、
本当に感謝感謝です。

バラ業界の方々にも多大なご協力とご指導ををいただき、
お陰様でいままで歩んでくることが出来ました。
どうもありがとうございます。

皆様どうぞよいお年をお迎えください。
そして、来たる2013年がより一層素晴らしいものとなりますようお祈り申し上げます。
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   rasyomon
# by weekendsladybird | 2012-12-30 00:06 | Comments(2)

つるアイスバーグ

今年も残すところあと僅かですね。
おかげさまで、私たちは連日つるバラの剪定であちこち走り回っています。
写真は剪定に欠かせない道具たち。
つるアイスバーグ_c0140714_22591796.jpg
紐などを切る園芸ばさみ、
剪定ばさみ(園芸の先輩から頂いた京都の菊一文字です)、
カイガラムシを落とすブラシ、
そして麻ひもを巻いた玉ころ。
腰に携えていざ剪定です。

先日はお庭の四方をバラのフェンスで覆われたバラ一杯のお宅で。
大苗を植えて5年目のつるアイスバーグが
今年も冬の花と赤い実をたくさんつけていました。
テーブルセットのあるウッドデッキの上を大きくL字に誘引して
春は見上げるようにして楽しめます。
つるアイスバーグ_c0140714_23104236.jpg

ここまで成長しますと、株は充実して樹形もある程度できあがっていますね。
つるアイスバーグは、新しいシュートがどんどん出て更新していくタイプとは異なり
FLアイスバーグと同様、数年たった枝を活かしながら
そこから出る側枝でボリュームを出していくタイプのバラです。

つるアイスバーグというと、秋の花が全く咲かない、と聞かれることがしばしば。
お話を聞いてみると、植えてまだ2~3年とのこと。
でも、大丈夫。
株が成長して年数がたち充実してくると秋あたりからちらほらと返り咲いてくれます。
こういうじっくりタイプのつるバラ、結構ありますね。
じっくり育ててじっくり楽しみましょ。
(M)
# by weekendsladybird | 2012-12-20 23:13 | Comments(0)

バラの剪定をするのは、生育を助けること

バラの剪定をするのは、生育を助けること_c0140714_031932.jpg
こんな質問をされたお客様がいました。
「バラの剪定は、どうしてもしなくてはいけないのですか?」

よくお話を聞いてみると、せっかく枝がたくさん出たのだから
すべて残してたくさん葉を出させ、光合成をさせた方がバラのためによいのではないか、
というご意見でした。

また、人間の都合で、大きさや形を整えるために
切り捨ててしまうのはかわいそうな気がする、と。
確かに、無残に切られた街路樹などを見て心を痛めている方は少なくないはずです。

おっしゃる通り、バラにとって葉っぱはとても大切です。
特に夏など、どれだけ多く健康な葉を維持できるかということが
暑さによる消耗を少なくし秋の花を咲かせるための大切なポイントでもあります。

ちょっとここで少し、バラの特性を整理してみたいと思います。

・花は新しく伸びた枝の先に咲く
・バラの枝は、古くなると充実した芽が出来ず、次のいい枝を出しにくくなる
・側枝が優勢となり、前に出た枝は弱っていく性質のものが多い
・細い枝がありすぎると、力が分散してしまうため充実しない
・風通しが悪いと、病気や虫の被害を受けやすい

その他いろいろあると思いますが・・・^^
バラの剪定をするのは、形を整えるためだけではありません。
適切に枝の整理をするのは、バラの生育を助けることなのです。

オールドローズの一部など、切らない方が充実するタイプを除きますが、
切ることが刺激となり眠っていた芽が動き出すこともあります。

全ての枝を残すということは、枝が重なり合ってお互いで日陰を作り
風通しを悪くしてしまうことにも繋がります。

という訳で。
私達は剪定をすることをお勧めしています。
ご理解いただけましたでしょうか?
# by weekendsladybird | 2012-12-15 00:54 | Comments(0)

冬の剪定作業しています

寒くなりました。
朝晩、手がかじかみますね!

順調に作業は進んでいます。
こちらのお庭に伺うのは、年に3~4回。
伸びる品種がたくさんあるので、少し混み合っていますが
どれも皆元気に育っています。

写真は、名前の分からなくなってしまった修景バラのヒップです。
冬の剪定作業しています_c0140714_2334249.jpg
良い枝が出て、花をたくさん咲かせたことがわかります。
もう実を残しても生育に差障らないか気にならないようになりました。
カイガラもいないし、上々です♪
# by weekendsladybird | 2012-12-10 23:42 | Comments(0)

秋から冬へ

朝晩の空気が徐々に冷たく感じるようになり、日暮れも早くなってきました。
セーターを引っ張りだして、首にぐるぐる巻きものをして。
そんな季節の11月は、冬作業の前段階として
本格的な剪定作業に入る前のあれこれ…やるべきことが目白押しです。
それが終わるといよいよ冬の作業開始です。
今年もみなさんのお庭で、元気に成長したバラたちに再開できるといいなと
思いを巡らせています。
秋から冬へ_c0140714_19342884.jpg

肥料や資材もチェック、道具類も改めて確認。
麻紐を手のひらサイズの玉状にくるくると巻いて準備です。

庭ではまだもうすこし秋のバラが楽しめそうです。
枯葉の落ちた庭に花びらもはらり。
秋から冬へ_c0140714_19344594.jpg

冷たい空気の中でしっとりと咲くバラがまた違った表情を見せてくれます。
秋から冬へ_c0140714_19343945.jpg

みなさんも冬へと向かう秋の庭を楽しまれますように。
(M)
# by weekendsladybird | 2012-11-17 19:38 | Comments(0)