バラへの石灰硫黄合剤の散布、今はもうしていません

このブログでは、バラ専門のガーデナーとして
バラに関することを少しずつ書いてきました。
試行錯誤しながらバラを育てている方の
参考になることがあればいいな、という気持ちからです。

冬になると、決まってアクセスが増えるものがあります。
それは、石灰硫黄合剤の記事です。

これを書いたのは2008年ですから、もう11年も前になります。
今どうしているかというと、もう何年も石灰硫黄合剤は使っていません

えぇっ?!そうなの???
という声が聞こえてきそうですが(笑)

記事を書いてからそれほど経たない頃、
石灰硫黄合剤の少量ボトルが販売されなくなったのです。

先程検索してみましたが、今も10㍑入り、18㍑入り等、
大量に使う人向けのものはありますが
以前売られていたた500mlのものはありませんでした。

わたしたちは10年ほど前に、手持ちの在庫が無くなってから
大箱しかなくなったこの薬を買うことはしなかったのです。
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石灰硫黄合剤は強アルカリ性の薬剤です。
葉があるうちは薬害が出ますので散布できませんが、
葉のない時期に撒いて、病原菌などが越冬するのを防ぎます。

使用を止めたすぐあとは、春の病気が大発生するのではないかと
少し心配しましたが、結果はそれほどではありませんでした。

バラを育てる環境に配慮し、元気に育つよう心がける。
まめに観察し、病気が出そうなときは早めに対処する。
そこに注力すれば、病気の大発生は防げます。

それらは、普段から常にしていることです。

石灰硫黄合剤やマシン油など、
冬には散布が必須と言われていた薬を使わなくても

「なんだ、撒かなくても対処できるじゃん」と思いました。

それに気付いてから、頭を切り替えたのです。
”バラ栽培=薬散が必須”という、それまで自分が思っていた
常識のようなものに囚われるのを止めました。

そのやり方は、そのように育てたい人に任せておけばいいのです。
漫然と薬を散布するのは、得策ではありません。

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この10年の間に、世の中の流れも変わってきたと思います。
最近は、バラを育てていても「出来るだけ農薬は使いたくない」と
おっしゃる方が増えました。

薬を撒いてくださいという強いご要望があったり、
これは薬が必要だなと判断したときは、今でも薬散しています。

それでも撒く時期は、春から梅雨のあたりまで
カミキリムシは例外として、この時期以外には
よっぽどのことがなければ、薬は使わないようになっています。

ご自分のバラをどのように育てるか。
それは、ご自身が良いと思うようにしてくだされば
それでいいと思います。

ご参考までに、現状私達がどのようにしているか
ご紹介いたしました。



by weekendsladybird | 2019-01-11 17:36 | Comments(0)
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