今回はバラの生垣をご紹介。
品種は、アルベリック・バルビエです。 バラは基本的には落葉しますし (東京23区内のこの株は、北側で寒風の通り抜ける場所ですが半落葉に近いです)、 冬には葉を取り、剪定誘引しますので1~2月は誘引された枝のみになります。 冬に関しては、目隠しとしての生垣の役割は持ち合わせませんが、 かなり枝数が多いため、それほどスカスカとした感じもなく、 冬の枝の姿も季節の景色、となっているようです。 芽吹きから徐々に葉が展開して、一面に白い花が沢山開花し、 その後の濃い緑の照り葉も生垣として十分に見ごたえがあります。 何よりも、丈夫で病気もほとんど気にならず、良く伸び・・・ 良い点があれこれ挙がりますね。 新しい枝を伸ばしながら全体を覆い、10mはありそうです。 ほぼ一年を通してきれいな緑の壁となっています。 場所に合ったバラを選ぶと、やはり!効果的だなあ、と改めて思いました。 因みに アルベリック・バルビエ・・・ 1900年 フランス オルレアンのバルビエ兄弟による作出。 彼らは、日本や中国から渡ったテリハノイバラと、 ティーローズや後にHTを交配して 多くのハイブリットウィクライアナを作ったナーサリー。 フランソワ・ジュランビルやアルバーティンなどなど、馴染のバラもそうです。 どれも、良く伸び、枝はしなやか。耐病性もあります。 何といっても片親はテリハノイバラですからね! そして、花期も長く、花型も華やか! 実際、フランスのあちこちの庭で見かけて、 こんなにも植えられているのか、とその数に驚きました。 フランスでも代表的なバラなのでしょうね。 自国の文化を愛する、フランス人の誇りがそこにはあるようにも感じました。 「コレ、私たちが作出したスバラシイ バラ デス。」てね。 でも、片親がアジア、というのもうれしいですね! (M)
by weekendsladybird
| 2013-08-06 14:07
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Comments(3)
はじめまして すみれと申します。
私も 薔薇が好きで 色々育てています。 このページの一番最初ノアルベリック バルビエと一緒に写っている 白い小さな花は なんと言うお花ですか? 白いお花どうしで 引き立てあって とってもきれいで 気になって仕方ないので 教えていただきたくて メールさせていただきました。 よろしくお願いいたします。
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weekendsladybird at 2014-03-15 22:49
すみれさま
コメントくださりありがとうございます! 忙しさにかまけてブログをほったらかし・・・; 今日まで気付かず大変失礼いたしました。 お問い合わせの白い小花は、イボタノキです。 モクセイ科の落葉低木で、大きくなると4mくらいになります。 花は枝先につき、芳香があります。剪定せずそのままにしておくと、秋~冬に黒っぽい実になります。丈夫で山などに自生しており、ライラックなどの台木に使われたりもします。 また何かご質問がありましたら、遠慮なくお知らせくださいませ。 ではでは^^
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すみれ
at 2014-03-17 14:42
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