人気ブログランキング | 話題のタグを見る

元気のないバラを、元気に

最初に伺ったときは、株元にカミキリの大きな穴があったり
他のバラの陰になって、ほとんど枯れかかっていたバラたちなのですが。
先日お庭に伺いましたら、元気なシュートを出していました~!

一枚目はアラン・ティッチマーシュ。
これは昨年の秋にカミキリの被害が何カ所もあって
株の半分以上、枝枯れしました。
それが今では、以前よりいい状態に^^
右側の薄い色のはアンブリッジです。
元気のないバラを、元気に_c0140714_20411449.jpg


そして2枚目はザ・ダークレディ。
下に横たわっている太いのが、もともとあった枝です。
ほとんど倒木のようでした。
元気のないバラを、元気に_c0140714_20403591.jpg
これもカミキリが主な原因で勢い消失。
近くに公園があり、木もたくさん植わっているお庭なのです。
お客様も半分諦めていて、枯れてしまっても仕方ないとおっしゃっていました。

なんとか復活させたいと思い、大事に大事にお手入れしました。
すると、3年目にしてようやく新しいシュートが出たのです。
真夏の今でも大きな花を咲かせられるほどの良い枝です。やった~!^^

そして3枚目。強烈な日差しで色が飛んでますが;
ブルームーンです。2年間、まったく新しいシュートが出ませんでした。
古い枝は、頂上から細い小枝がチョビチョビ出る程度。
新しめの枝は黄色く、しかも斑点が出ていて花も咲かず、重症でした。
それが突然、勢いのいいシュートを出したのです。
元気のないバラを、元気に_c0140714_20405547.jpg
スゴイです。
「ダメなら植え替えていいわ」という声が聞こえたのでしょうか(笑)

こんな姿を見せられちゃうと、苦労なんて吹っ飛んじゃいます。
バラの師匠に、「元気のないバラを元気にする人になれ」と言われた私です。
その言葉に少し応えられたような気がして、嬉しく思いました。
は~、ヨカッタ。
by weekendsladybird | 2013-07-12 21:22 | Comments(0)
<< バラとオペラの夕べ  日本で一人しか出来ないモルタル造形 >>