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バラの夏剪定

お暑うございます。

日中は、挿すような日差しにジリジリと照らされ・・・
でも、日陰はだいぶ涼しくなりました。
特に午後3時を過ぎると、とたんに秋の気配を感じます。
ふと気が付くと、あと一週間で8月もおしまいなのですよね。

そろそろ夏の剪定をする時期です。
庭に出るだけでも気合がいる、という方も多いのではないかと思いますが(笑)
冷たい飲み物とタオルと帽子、準備万端で臨んでくださいね。

今回は夏の剪定、私達のやり方をご案内したいと思います。
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「せっかく出た枝なのだから、大切に残したい・・!」という方は
そのようにしてくださって大丈夫。
夏剪定は必ずしなくてはいけないというものではありません。

この時期に剪定すると秋の花付きが良くなるのは、基本的には四季咲きのバラです。
返り咲きの品種も、枝先を少し切ることが刺激となって
暑さでいじけていたのが動き出しますので、咲きやすくなります。
ミニバラはあまり時期にこだわらず、必要なときに整理します。

まずは、ハイブリッドティ(HT)やフロリバンダ(F)からご説明します。
最初に枯れ枝をカットし、枯れた葉も取ります。
様々な理由で枯れてしまった枝葉を先に取ることで
残った枝のバランスが見やすくなります。

ブッシュタイプは、株の形をコンパクトもしくはバランスよく形作りたいので
春以降に伸びたシュートは忘れずに、やや低めの高さで切ります。
(本当は伸びる途中で随時ピンチするのが望ましい)

切った位置より上に、これから出る枝を数本育てていくようになりますので
今後の樹高を想像して、希望の高さにします。

一番花、二番花、よく咲くものは三番花まで咲いて
細く段々になっている枝先を、一番花もしくは二番花の枝まで切り戻します。
このとき注意したいのは、切りすぎないということです。
一番枝まで切るのは、蕾がつくまでに枝が長く伸びる種類の場合だけ。
その際も、冬の剪定のことを考えて上の方で切るようにします。

株の状況を見て、葉、良い枝が少ない場合は残し気味にし
まずは光合成をさせ、体力を回復させることを優先しましょう。

蕾や花殻がある場合は取ります。
小輪の品種ですでに青い実がなっているものは秋のヒップを楽しんでもいいですが、
HTやFの中輪~大輪のバラは、株の保護のため取った方がいいと思います。
植物の生育サイクルを考えると、実を付けると種を残すことに集中しますので
新しい枝葉は出なくなってしまいます。

新しい葉が出にくい古い枝や極細の枝、枝に虫の被害を受けた場合なども
切り過ぎない程度に整理します。
夏に切り過ぎると、新しい枝葉が出るまでに時間がかかりますし
弱ってしまう原因になりかねませんので、くれぐれも浅めの剪定を心がけてくださいね。

イングリッシュローズなどに多いシュラブタイプ。
秋もよく咲く品種はおおむねHT、Fと同じでいいと思います。
少し返り咲きする、という程度の品種は、枝先を整えるように
軽くピンチするだけでも変化があります。

何もしなかった時と、少しピンチした時。
花や葉の大きさや、咲く時期。
ご自分バラの変化を、よ~く観察してみるのも面白いと思います。

四季咲きのつるバラ。
株の生育具合で、どれくらい切るかを調整します。
春以降に新しい太い枝が出ていない場合は
枝先を軽く切る程度におさえましょう。

そして、四季咲きのオールドローズ。
ティ、チャイナなどは、おおむねHTやFと同じように考えて剪定します。
ブルボンやHP、ポートランドなどは、枯れた枝を切る程度にします。
条件が許すならば、出来るだけ手を加えずに育てた方が
そのバラ本来の良さを生かすことが出来ます。
枝を人為的に誘引したりすると、どうしても後々その枝にダメージが出やすいのです。

いずれにしても、夏の剪定は控えめに ^^
待ったなしのバラ作業ではありますが、朝の涼しい時間帯や夕方など
無理のない方法で楽しんでくださいね♪



by weekendsladybird | 2012-08-25 23:25 | Comments(0)
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