バラの蕾がどんどん上がっていますね♪
早いものは開花し始めています。 バラ好きの皆さんは、ウキウキそわそわする季節ですね。 茎がまだ柔らかいこの時期、よく見かけるのがバラゾーです。 花首に小さな穴を開けて蕾を枯らしてしまう、小さなアイツです。 房咲きの小輪のものなどは、ターゲットにされやすいですね。 茎に小さな黒い点(刺し跡)があるのが見えるでしょうか。 でもこの虫、その辺の害虫の本を見てもあまり詳しく載っていません。 効果的で確実な防除法もないようで、いまひとつピンときません。 ちょっと詳しそうな人に聞いてみたりしても、 「とにかく、虫なんだから薬まいとけばいいじゃん?!」的なコメントで あまり相手にしてもらえません(笑) なので、調べてみました。 種類や生態などをヒジョーに詳しく研究されている方たちがいらっしゃいました! ^-^v 伊澤和義先生をはじめ、多くの方の協力で作られているページに リンクを張らせていただきました。この場を借りまして御礼申し上げます。 さて。 バラに付くゾウムシは通称、バラゾウムシと言っていますが、正確には クロケシツブチョッキリといいます。 正確に分類すると、チョッキリとゾウムシは別種なんですね。 チョッキリゾウムシ科ケシツブチョッキリ属・・・ 同じ名前で扱われるのも無理ないかも?! まずは、チョッキリとはどんな虫?というところからどうぞ~ 「チョッキリ」連呼で、途中から笑いをこらえきれませんでした(笑) 正式名称なのに、愛嬌たっぷりな名前です。 そして、花に集まるゾウムシです。 (1)のところを見てね。 このゾウムシは花を枯らさないんですね。なるほど。 バラに付くのはクロケシツブチョッキリです。 ”バラ類の新芽やつぼみに穴をあけ産卵し、 茎の部分に穴をあけ産卵部位を枯れ死させる” ということは、枯れた部分を取り除けば繁殖は防げることになりますね。 私は、ハサミで切らずに萎れた先を手で取るようにしています。 虫を見つけて手で取ろうとすると、自分から下に落ちてスルッと逃げます。 動きが早く丸くて固いので、潰そうとしてもなかなか潰れません。 蕾を犠牲にする前に被害を防ぐには、 やはり成虫が嫌がる薬剤類をまく、ということになりそうですね。 虫に直接かからなくても、薬の臭いをさせておくと 寄って来にくくなるように感じます。 それでは、また次回。
by weekendsladybird
| 2009-04-27 21:51
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