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カイガラムシ

バラを育てていらっしゃるみなさま。
つるバラの剪定や誘引は進んでいますか?

この時期きれいにしておきたいのが、カイガラムシです。
暖かくなって芽が吹いてしまうと、芽を欠かないように落とすのにまた一苦労します。
留めてある枝をはずして、裏側もチェックしやすい今が
退治するチャンスですよ~ ^-^

ひとくちにカイガラムシと言っても、実にたくさんの種類がいます。
一説によると7,300種類(!)にも及ぶとか。
その中には、虫が持つ色素(コチニール)を染料に利用している
コチニールカイガラムシなんていう有用なのもいるそうですが。
園芸家にとっては、薬があまり効かないので、ちょっと面倒な虫ですね。

なかでもバラに付いているのが見受けられるのは、
バラシロカイガラムシ、コナカイガラムシ、
イセリアカイガラムシ(ワタフキカイガラムシ)などでしょうか。
バラシロ・・やコナカイガラムシは、足が退化しているので動きませんが
植物に張り付いて樹液を吸います。
多発すると植物は弱りますので、ブラシなどでこすり落としてくださいね。

私が使っているのは、このブラシ!
カイガラムシ_c0140714_18424538.jpg
古くなった歯ブラシなどでは、小さいし、やわらかすぎて・・・
パイプなどの掃除用みたいです。
柄の長さは30cmくらいあるでしょうか。
これなら、太くなった株元の裏側などにも届きま~す。
更に、使いやすいように毛先を少しカットして使っています。
硬めなので面白いように落とせます ^-^v

カイガラムシは、陰になる場所、風通しの悪い場所などで発生しやすいので
生育環境を改善すると、発生はある程度抑えられます。
生育環境がイマイチ→バラがちょっと元気ない→弱ったところに病虫害の発生
というサイクルですね。
人から見えるところより、枝の裏側や付け根、
芽鱗の隙間などに多く付いていますので、
見えないところこそ要チェック☆です。

(社)農林水産技術情報協会の是永龍二氏の
カイガラムシに関するサイトはコチラです。
バラ向けのサイトではありませんが、興味のある方は見てね。

追記:カイガラムシのサイトのリンクが飛べなくなっていましたが
   修正しましたー^^(2021.11.15)

by weekendsladybird | 2009-01-09 19:13 | Comments(0)
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