四季咲きバラの花がら摘み

今日は、花殻摘みについてお話ししようと思います。

四季咲きのバラは、一番花が咲いた後に新しい枝が伸びて
その枝先に二番花が咲き、またその先に三番花が・・・
というように生育していきますね。

つまり、どんどん背が高くなっていくわけです。
切りバラ品種などは特に、長く伸びてから蕾が付きますので
夏頃には遥か上の方に花が咲き、二階からでないと見えないなんていうことも。

それを避けるためか、とにかくやたらと切ってしまう方が多いんですね(汗;)。
確かに花が見えなくてはつまらない、というのは理解できます。
花瓶に活けるとき、ある程度長さがないと、というのもわかります。

ですが、一番枝は大切にしていただきたいのです。
何故かと言いますと、冬剪定の時に重要になる枝だからです。

バラに鋏を入れることにそれほど抵抗が無くなった
中級者以上の方は、特に気を付けていただきたいと思います。

「バラを切る時は二芽残し」というのが流行っているようですが
それは冬の剪定での切り方です。
(ちなみに私は冬でももう少し残します。よほど旺盛に育っている株か、
実験気分で試してみたいというご要望でもなければ、
そんなに厳しく切る必要はないからです。)

花殻摘みは、剪定ではありません。
咲いた花を種にせず摘んで、次の花を咲かせやすくするお手入れです。

このあたりをごちゃまぜにすると、
下葉が出ないひょろっとした株になってしまいますのでご注意くださいね。

当然のことではありますが、花殻を切った後は、上の芽が動きます。
ということは、春に二芽残しても
冬剪定で使える、一番枝の芽は一つだけということになります。

その一つしかない貴重な芽の向きは、いい方向に向いているでしょうか?
ぷっくりした良い状態でしょうか?
大抵の場合、NOです。
そうなると、仕方なくその上の二番枝で切ることになってしまうのです。

つまり、本来切りたい位置よりも高いということです。
株をコンパクトにしたくて深く切ったのに、逆に背が高くなってしまいますね。

そんなの関係なく低い位置で切っちゃえばいいじゃん!!
という方もいらっしゃいますが。
お勧めはしませんが、芽が出なくても、枝が枯れ込んでもいいなら
ご自分でやってみてください・・・

形を整えるのは冬剪定で、という基本を
どうぞお忘れなきように ^-^
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by weekendsladybird | 2015-05-31 20:35 | Comments(0)
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